左をやっつけろー!
い、いきなり
だいじょうか?
以前はずっとスキャルピングという短期トレードでFXをおこなっていました。プライスアクションを中心にトレードをしていたのですが、どうしてもデイトレードができなくて悩んだ時期がありました。そんなときに出会ったお師匠さんの口癖が「左を!」でした。とても長くご指導していただき、今はどちらのスタイルでもトレードができるようになったのですが、少し自分なりに読解していきたいと思います。
「左を!」これはダウ理論じゃないの?
お師匠さんに「左をみる」「左をやっつける」とずっと手ほどきいただいて、ある時思ったんです。「あれ?ダウ理論のあれじゃない」って。ということで、まずはダウ理論についておさらいしていきましょう。
- 価格はすべての事象を織り込む
- トレンドは3種類ある
- トレンドは3段階ある
- 平均は相互に確認される
- トレンドは出来高でも確認できる
- トレンドは明確な転換サインが出るまで続く
どんな基本を書いたブログ・書籍でも「ダウ理論」についてはだいたい記載があります。お師匠さんがいっていたのは「6番!これだ」ということに気が付きました。
トレンドと転換のサインを図説
少しこのトレンドの項目について考えていきます。トレンドなので、上昇トレンドと下降トレンドが思いつきます。それぞれの定義を見てみましょう。
基本を抑えることは大好きだぞ!
- 上昇トレンド
-
安値は更新しないで高値を更新していく流れ
- 下降トレンド
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高値は更新しないで安値を更新していく流れ
転換のサインについても定義を見ていきましょう。
- 転換のサイン
-
- 上昇トレンド中に高値を更新しないで安値を更新した場合
- 下降トレンド中に安値を更新しないで高値を更新した場合
左をみる・やっつけるとダウ理論(トレンドと転換)
さて、この「左をみる」とこの定義たちがどう繋がるかというと常に直近の高値と安値をどう読解するかということがお師匠さんの伝えたい「左をみる」だと自分の中で昇華していきました。
大きい時間軸(4時間足や1時間足など)で現在の価格近く・直近の左の高値・安値はどういう関係でどんなトレンドなのか・レンジなのかということをとても大切にしています。
そして、小さい時間足(15分足や5分足など)で現在価格が大きい足でみた直近高値・安値をどのように形成しているかをさらに分析をしています。
転換のサインの例
ひとつ、例を出してみようと思う。これは自分の得意な形でもあるので、好きなチャートの型!
言葉で説明がむずかしいときこそ、チャート使わないとね!
チャートに直接解説を書いたが、簡単に思考をメモします。
- 高値が直近の高値を割った(左をやっつけた)
- ブレイクした価格は重要な価格になるので水平線を引く
大きい足では本当にこれの繰り返しをしているように自分は感じています。丁寧な仕事はここから!
先程のブレイクまでのレンジでは高値・安値を丁寧に見定めながら重要なポイントなのかを同定していきます。最後は安値を切り下げていないでブレイクしたので騙しの可能性が低くなるのでエントリーしやすくなる。
という算段である。
左をみる・やっつけるのまとめ
お師匠さんから学んだことを少し読解して、自分の中に落とし込みました。「左をみる・やっつける」というのはダウ理論の「トレンドは明確な転換サインが出るまで続く」に定義されている「トレンド」と「転換のサイン」を読解するということに相当すると感じています。
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