[トレード]短期移動平均線の性質を使った手法

こんにちは。ラジトレです。

最近は短期移動平均線(SMA)について記事をどんどん書いています。今回は、前回の記事で書いた性質を使った考え方でトレードをする際には役にたつ内容だと思います。しかし、内容的に小難しいというのが難点です。習得することで短期移動平均線(SMA)の先読みが少しできるようになり、下値支持線や上値抵抗線として機能するか考えることができるようになります。

目次

短期移動平均線(SMA)のデメリットをメリットに変える

さて、下のチャートはポンド円(GBP/JPY)がレンジ相場から上に価格が上昇した場面です。よくレンジ抜けからEntryをすると言われますが、抜け直ぐにEntryは騙しなどがあり損失を出すことも多々あります。また、抜けてから押し目を待ってからEntryするとも言われますが、押し目だと思ってもうまくいかないことがあります。

今回は、押し目と考えた位置が短期移動平均線(SMA)が下値支持線となることでEntry精度を高める考え方です。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

前回の記事短期移動平均線(SMA)は価格の後追いをし、現在の価格とのタイムラグが発生する性質について書きました。上のチャートで右のピンク矢印段階で観察するとレンジから抜けた価格の頂上(左のピンク矢印)と移動平均線の頂上(右のピンク矢印)がずれていることがわかります。短期移動平均線(SMA)と価格のタイムラグが発生している状況です。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

少しタイムラグのある部分の観察をしてみます。観察を右のピンク矢印を軸で考えていきましょう。短期移動平均線は過去の価格から算出されますので、右のピンク矢印よりも過去である青い矩形の中をみていきます。

青い矩形の中では上下にわかれるように価格が存在して、矩形の中の価格の平均値は矩形の縦の辺の中央になることが理解できます。つまり、平均値が横に移動していることになりますので、この右側のピンク矢印から時間が進んだ際に、短期移動平均線(SMA)は水平を維持する可能性が高いと考えられます。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

実際に右のピンク矢印から時間軸を進めてみると短期移動平均線(SMA)はしっかり水平になっている。さきほどの考察した予想の通りの動きになっています。少し前の価格を考えれば、少しだけ先の短期移動平均線は予想ができるということが若たと思います。

先出しできる短期移動平均線(SMA)の考え方

さて、時間経過があったので、再度短期移動平均線(SMA)がどう動くか考えてみる。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

次の青い矩形で考えるとはじめに上昇をして、そのあと短期移動平均線(SMA)の上を維持しています。はじめに上昇をしていることで青矢印の次は上昇する可能性が高く、次に短期移動平均線(SMA)の上を維持しているので青矢印から先は上昇していく可能性が多いにあることが推察できます。これは価格を押し上げる下値支持線になる可能性があると言い換えることができます。

ポンド円(GBP/JPY)5分足

今度は青い矢印から時間軸を進めてみるとしっかり短期移動平均線(SMA)は上がっています。青い矢印段階で押し目候補の近くのプライスアクションを考察したことで精度の高いEntryができることがわかったと思います。

短期移動平均線(SMA)の勘所でも書いたのですが、引き付けてEntryが重要だと書きました。今回の記事も引き付けたEntry説明となっております。やはり、利幅をしっかり取るためにも引き付けて、さらには少しだけ未来を先読みすることでFXで勝てるようになると思います。もちろん、短期移動平均線だけでなくFib.(フィボナッチ・リトレースメント)などを使って根拠を集めていけばもっと精度は高くなります。

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この記事を書いた人

みなさん初めまして!
2017年1月からFXをスタート!資産形成しています!
主な通貨は殺人通貨の呼び声高いポン円(GBP/JPY)になります。

サイトは基礎知識を丁寧に解説することがメインです。トレード記録はTwitterがメインになりますが、ブログにも掲載できるようがんばります(๑•̀ㅂ•́)و✧

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