こんにちは!ラジトレです。
今回は短期移動平均線(SMA)の勘所・使い所についてです。
短期移動平均線(SMA)の意味
まず、自分のトレードスタイルは前の記事に書いたのですが、以下のようになります。
スキャルピング
デイトレード
スイングトレード
また普通は環境認識する足と執行をする足が変わるので短期移動平均線(SMA)の認識の仕方も変わります。短期移動平均線(SMA)の認識の仕方がちゃんとすることで環境認識の精度及びEntry精度も上がります。
短期移動平均線(SMA)の設定値は「20」です。カラーは黄色!
移動平均線(SMA)はトレンド分析のテクニカル指標です。重要なことですが、トレンドが出ているときにこそ威力を発揮します。何度もいいますけど、トレンドを認識させる指標ですからね!
短期移動平均線(SMA)はトレンド分析を行う指標!
短期SMAの使い方・実践(環境認識)
例えを出しながらやっていきましょう。
この短期移動平均線(SMA)をみると下降から一旦上に折り曲がっています。しかも、短期SMAを価格が乗り越えています。
そのため、このチャートはとてもリバウンドが強いように感じ取れます。
さて、今度は1時間足の短期移動平均線(SMA)をみるととてもさきほどの強気な感じはしません。その理由は、移動平均線の上下を価格が行き来してしながら上昇していますので、弱いトレンドの様に見えます。
しかし、短期移動平均線(SMA)がうねっている部分をみると上昇した部分の短期移動平均線の乖離している幅(率)と下落した部分の短期移動平均線の乖離している幅(率)をみると上昇のほうが乖離している幅(率)が大きいです。下落している幅より上昇している幅が大きければ上昇のほうが強いということが単純にわかりますよね。そして、これは利益幅も上昇のほうが大きいということになる。
もし、損切りになったとしても下降のほうが幅が少ないので損失も少ないということになる。いわゆる「損小利大」ということになる。
一旦まとめると
中間まとめをみると(半分環境認識みたいなもんですけど)4時間足と1時間足から「買いが優勢(確率論)」で「損小利大(乖離率の幅から)」ということがわかりました。
短期SMAの使い方・実践(執行足・Entry基準)
さて、執行足でどう使うかというと先程1時間足で買いが優勢の根拠に短期移動平均線(SMA)との上方乖離について書きました。わかった戦略は短期足では上位足の短期移動平均線(SMA)に近いときに買いを入れて上方乖離をしたら利確すればいいといことになります。
さて、1時間足で価格が上に伸びた部分を初動から含めて青い部分で考えていこう
もう説明に進みたいところだが、理解を深めるために5分足に1時間足の短期移動平均線(SMA)を表示させたほうがわかりやすいので表示させてみた。
5分足に1時間足の短期移動平均線(SMA)を赤で表示させてみた。見比べてみるとだいたい1時間足で見えていた短期移動平均線(SMA)と同じとわかるはずだ。
上の1時間足の青い矩形部分の上昇を最高なタイミングで入るには上の画像からわかるようにEntryという矢印部分だと思う。(普通はここで入るには厳しいけど理想という意味で)
もう少し部分を考察をしてみよう。戦略は以下の通りだった。
赤い移動平均線が上位足の短期移動平均線(SMA)であり、5分足(執行足)の短期移動平均線(SMA)も近くで推移しており、三角保合いから価格が上に上昇していることもわかった。
この一連は、以下のように理解するとわかりやすい。
戦略と掛け合わせて考えると執行足の三角保合いは上に抜ける可能性が高いわけになる。なので三角保合いの先端で短期移動平均線(SMA)に引きつけてEntryができるということになる。
さて、最後にまとめていきます。
短期移動平均線(SMA)の使い方
4時間足→環境認識でトレンド方向読み、価格の強弱確認のために使用
1時間足→価格の変動幅(乖離率)から優勢な方向を再確認のために使用
5分足→Entryする基準として使用
実践でお見せしたように短期移動平均線は見ている時間足によって意味が変わってきます。せっかく表示をしているのだからしっかり意義を持たせてあげるとトレード精度が上昇しますよ!
実際のトレード
実際のトレードを見てみましょう!まずはデイトレで「ソシオネクスト」
お次は為替(FX)でも同じ感じですよね!
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